少子高齢化を迎えた日本では、特に高齢者の介護という問題が大きな課題となっています。現在の日本では核家族化が進み、かつての日本のようにひとつの家で大人数が生活を共にすることは非常に稀になっています。そのため、人の手を借りることが必要になった高齢者の介護をする余裕がどこの家庭にもなくなりつつあるのです。 そこで近年、急速に需要が拡大しているサービスの分野として高齢者の介護サービスがあります。特に最近の人気は有料老人ホームとなっていますが、需要に対して供給が間に合っていないことから順番待ちが行っているくらいです。その点に目をつけて、これから新規に有料老人ホームなどのサービス業を初めてみようと検討している人も多いでしょうが、実際に開業にこぎつけるまでには資金面でのハードルが非常に高くなってしまいます。特に高齢者に向けたサービスでは高齢者が生活をしやすい環境を整える必要があるので、通常の店舗よりも資金が必要になります。少しでも費用を安く抑えたいと思うならば、居抜き物件を手に入れる方法もあります。

老人ホームは居抜きがコストメリットあり

老人ホームなどの特殊な用途の場合、設備の投資額はかなり大きなものとなってしまうことが多いので、昔から使われていた場所などに居抜きで入ることが出来ればかなりコスト面でのメリットは大きくなるでしょう。 また、立地なども元々老人ホームが入っていた場所のほうが、アクセスに便利な場所も多くあります。 内装設備等の解体手間もかからないのでテナントオーナー側にとってもコストメリットが大きい賃貸スタイルとなることでしょう。